建物内部から外界へ逃げる単位温度差あたりの熱量を外皮面積で割った数値。数値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。
「できない」を
「できる」へ
私たちのお客様は、暮らしにこだわりのある方が多くいらっしゃいます。「やりたいのに、できないと言われました」「想いをわかってくれる人がいない」というお声をよく耳にするのですが、はじめから「できない」としてしまっては家づくりの面白さが失われてしまうと考えています。無理難題と思うことにもしっかりと向き合いますので、お気軽にご相談にきてください。
多能工が叶える
家づくり
私たちは多能工集団です。自社で完結できる工事が多く、その実績も多数あります。それは、工事価格を抑えながらも、こだわりの品質をお約束できる理由のひとつです。決まりきった規格住宅では、暮らす人の想いを叶えることがむずかしいと考え、家づくりの技術向上に時間をかけ、よりお客様に喜んでいただけるように努力を重ねています。
建てた後も続く
専任制
人生を楽しめる家へのこだわりは、外観や間取りだけでは叶いません。理想の暮らしを叶える為には、ヒアリングや、細かい設計、またコーディネートのアイディアも大切な要素です。だからこそ、一緒につくるスタッフは最初から最後まで、完成した後もずっと専任制を守っています。
家づくり5つのポイント
1 地震に強い家づくり
南海トラフ地震に備える
地震の確率と建築基準
私たちに関係がある南海トラフ地震は、30年以内に起こる確率が80%だと言われています。
今から35年ローンで家を建てる場合、ローン返済中に大地震がある可能性は非常に高いと考えられています。建築基準を確認し、地震が起こっても安全に暮らすことができる家をつくることが重要です。
MORIMOTOでは、国内最高等級の耐震等級3の性能を標準仕様としています。
耐震等級3+制震で地震対策
壊れない工夫と揺れにくい工夫
MORIMOTOの家は耐震等級が高いだけでなく、制震性能も高いので揺れにも強い家になっています。
近年の地震は、大きな揺れが1回だけでなく、何度も揺れが起きています。1回目の揺れには耐えられたが、2回目、3回目の揺れで倒壊ということも起きています。だから制震性能が高い住宅を私たちは提供しています。
2 快適な家づくり
夏涼しく冬暖かいは家の断熱性と気密性で決まる
MORIMOTOの基本性能値
MORIMOTOの家の基本性能値は、Ua値0.6/C値0.5以下を基本にしています。
MORIMOTOでは一棟ごとに気密測定を行い、お引渡しの際に温熱性能(Q値)と外皮性能(Ua値)、気密性能(C値)がご確認いただける性能報告書を作成し、お渡ししています。
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Ua値(外皮平均熱貫流率)とは
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C値(相当すき間面積)とは
床面積1㎡あたりの住まいのすき間面積を表したもの。数値が小さいほど気密性に優れています。
建物全体を断熱材で包み込んだ魔法瓶みたいな空間
大切なのは躯体の保温力
気密・断熱性に優れたMORIMOTOの家は、部屋間の温度差が少ないだけでなく、部屋の上下の温度差が少ないことも実証されています。暖房しているのに足元が寒いといったことがなく「頭寒足熱」が守られた快適な住まいになります。また、家の保温力が高いことで冬の日の翌朝も室温が下がりにくく朝から快適に暮らせます。
温度・湿度を保って家全体をしっかり換気
ドア・サッシや壁の高断熱化は進んでいますが換気による熱ロスの対策は進んでいないのが現状です。MORIMITOでは熱交換換気システムを採用することで、約15%の熱ロスを抑え、壁の断熱材を厚くするのと同じ効果が得られるように設計しています。
熱交換なしの換気に比べ、熱交換換気システムは換気そのものの電気代は高くなるものの、住宅から流出する熱ロスを抑えることでエアコン効率が高まり、冷暖房のランニングコストを大幅に削減しています。
結露は家にもヒトにも悪い!
結露の発生を抑え、健康な住まいを長持ち
高気密・高断熱の居住環境は、カビやダニの繁殖につながる結露の発生を抑えます。また、通気層構造と湿気に強い断熱材「硬質ウレタンフォーム」の使用で壁の内部に発生する結露を抑え、構造材の腐食を防ぎ、住まいの耐久性を高めます。
3 体にやさしい家づくり
健康のヒミツは家の断熱・気密性能にアリ!?
高気密高断熱の家に住んで実感した健康改善の効果
断熱性能と健康について研究されている近畿大学の岩前教授のご協力を得て、高気密・高断熱の家へ入居された方を対象とした健康アンケートを実施したところ、図のような健康改善が見られ、高気密・高断熱性能が健康に効果的であることが実証されました。
部屋の温度差が少ないため、ヒートショックにも安心
交通事故での死亡事故より、家庭内でおきるヒートショックによる心筋梗塞や脳卒中・脳梗塞などでの死亡事故の方が圧倒的に多く発生しています。家庭内死亡事故第一位は、冬の入浴時の浴槽での溺死です。
計画換気システムで、24時間健やかな空気を保つ
気密性能(C値=0.5以下)にこだわり、計画換気システムを採用することで、常に清潔な空気を取り込み、空気のよどみが原因で発生するカビやダニの発生を抑制します。住まいのすみずみにゆるやかな空気が流れ計画的な換気を行います。
4 家計にやさしい家づくり
ZEH住宅ってなに?
光熱費ゼロ住宅とは?
太陽光発電などにより、自宅で発電し電力会社に売った額(売電額)と、暮らしで使用した電気代(買電額)の金額差がゼロまたはプラスとなった住宅を「光熱費ゼロ住宅」と呼びます。
※電力会社が買い取ってくれる電気単価や電気代が変動した場合はその影響を受けることがあります。
ゼロエネルギー住宅とは?
建物の省エネ化+機器設備の高効率化により使用エネルギーを削減し、さらに太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロとなる住宅を「ゼロエネルギー住宅」と呼びます。余った電気は売電することができ、プラス収支を実現することも可能に。自宅で電気をつくるため、万が一の災害時にも電気を使用できるので安心です。
省エネ住宅を建てるメリットとは?
家づくりはトータルコストで考える!
性能の良い家を建てると建設コスト(イニシャルコスト)は当然高くなります。しかし家づくりをする時にはイニシャルコストだけでなく、35年間の光熱費や住宅ローンの支払いを含めたトータルコストでかんがえてください。
性能の良い家はイニシャルコストが高くなりますが、光熱費や住宅ローンの金利優遇などで、トータルコストは少なくなります。
例えば、35年間今のままの光熱費を支払ったら、毎月の金額は小さくても生涯コストは莫大になります。
5 風土を活かした家づくり
地域の自然に合わせたオンリーワンのデザイン
夏涼しく冬暖かく暮らすパッシブデザイン
MORIMOTOが大切にしていること。それは、夏は陽射しを遮り、風を自然に通し、冬は陽だまりを取り入れ、あたたかく暮らす工夫。
太陽の光と熱量を暮らしに活かすパッシブデザインは、太陽の軌跡を知ることが大切です。季節や時間による太陽高度や日射量を考慮し、窓の配置・庇や軒の出を計画することが暮らしを快適にするポイントです。
夏は強い陽射しを遮る「日射遮蔽」が大事です。また、冬はあたたかい陽気をとりいれる計画を。西側にはルーバーやオーニングが日射遮蔽対策として有効です。
自然の風を取り入れるには、まず周辺の地形や住環境を把握することが大切です。海風、川風、山から吹きおりる風、周辺の高いビルなどの建物配置を考慮し、通風計画を行います。
自然の風を取り入れるには、風の特性を利用します。風は温度差で流れが変化したり、窓の高低差で動きが活発になります。風を取り入れやすいように窓の配置を工夫したり、その土地の風の流れを考慮します。